【2022年】TikTokで流行した音楽、アーティストを9選

【2022年】TikTokで流行した音楽、アーティストを9選

TikToKの総ユーザー数は2021年で10億人以上、日本人ユーザーは1,690万人(2021年)となっています。

TwitterやInstagramに比べると後発ながら爆発的に世界中でユーザーを増やしているTikToK。

TikTok でバズることで人気になるインフルエンサーやアーティストなどは今では多数存在します。そして、その影響力はTikToK のプラットフォームだけにとどまりません。

プラットフォームでバズった曲は、ストリーミング サービスでも再生曲リストのトップにランクインしたりもしています。

もちろんYoutubeでも再生数は伸びる傾向にもあり、TikTokでのトレンドがヒット曲になる流れは本格的になっています。

そこで、今回はTikToKで流行した人気曲やアーティストをまとめて紹介します。

TikTokや若い世代のトレンドを知りたいと思っている方はぜひ参考にしてください。

1. Surges 

ボカロPであるOrangestarによる 「Surges」は、カロリーメイトのWebCMのために書き下ろされた楽曲です。

2020年以降にコロナによる活動制限から、学校主催のあらゆるイベントや行事が中止になりましたが、「Surges」はコロナ禍の青春を赤裸々に歌われています。

部活にフォーカスした映像は、「熱量の爆発」がテーマで、疾走感あふれる映像が印象的でした。

TikTokでもバズり、歌ってみたや切り抜きなど多数使われています。

令和のリアルな青春を捉えた楽曲は、今現在10代の若者たちから多大な共感を得ると共に、青春時代が過去になってしまった世代にも響きました。

2. W / X / Y 

シンガーソングライター・Tani Yuukiさんによる5番目のシングル曲が「W/X/Y」(ダブリューエックスワイ)です。

リリースは2021年の5月でしたが、TikTokでバズると2021年の年末にSpotify、Apple Musicなどのストリーミングサービスでランクインするようになり、翌年2022年の4月にはBillboard Japan Hot 100では最高位となる3位を記録しました。

TikTokでは、可愛らしく手を動かすダンスがウケて楽曲が広がったパターンで、Linemusicの2022年上半期ランキング10代トレンド部門では1位、2022年8月にはストリーミング総再生回数2億回を突破するなどTikTok以外でも人気が爆発しました。

3. Let’s Get Eat 

“ここてか何処? 極楽浄土 神様どうもです(カッチャ)” 

というUSヒップホップ的なフローが心地良いT-STONEさんの「Let’s Get Eat(レッツゲットイート)」は、2019年にリリースされた1stEPに収録されていた楽曲ですが2021年ごろからTikTokでブレイク。

食に関するリリックとビートに中毒性があり、Billboardの「TikTok週間チャート」では、全ジャンル総合1位を獲得して話題になりました。

T-STONEさんは、徳島生まれ徳島育ちのラッパーで、トラックのプロデュースとアニメーションは香川県を拠点にするKOTETSUさんによるもの。

4. Я буду ебать 

Kuralbaev KuatことMoreartはカザフスタン出身のラッパーによる「Я буду ебать」は、# fooddanceのタグのついた動画で大ブレイクしました。

fooddanceとは、料理を完成させて一口食べてから踊り始める動画で、「Я буду ебать」は踊る時のBGMとして起用されていました。

少し不思議な感じもしますが、これが海外ではトレンドとなり色んな人が# fooddanceと「Я буду ебать」の曲で踊りまくっています。

5. Edge 

カナダ人のフィメールDJ REZZ(レズ)によるディープなダンスミュージック「Edge 」もTikTokによるバズでたくさんの人が耳にしたことのある楽曲です。

TikTokでバズった動画は、キメ顔を色んな角度で自撮りする動画で色んな世代の人がチャレンジしたことで「Edge」も有名になりました。

人だけではなく犬や猫といったペットも「Edge」の不気味でヘビィなビートが乗るとギャップで面白く感じてしまうようです。

この曲以外にもREZZの楽曲は次世代的なEDMが楽しめるのでおすすめです。

6. Life Goes On 

カリフォルニア出身のミュージシャン、プロデューサー、シンガー、ソングライター、コメディアンと多くの顔を持つオリバーツリーは、マッシュルームカットと赤ブチのサングラスがトレードマークのエンターテイナーです。

3歳から楽器に触れて学生時代にはDJをスタート、18歳でデビューを果たしたオリバーの音楽遍歴はかなり立派でエリートなのですが、それ以上に見た目の怪しさが目を惹きます。

スローなテンポと中毒性の高いポップさが魅力な「Life Goes On」はTikTokでも大ブレイクし、その人気は他のプラットフォームに飛び火。

YouTube5340万回再生(2021年9月22日時点)、そしてSpotifyグローバルチャートでも17位まで上昇しました。

7. のびしろ 

日本一のフリースタイルラッパーの呼び声が高いR-指定さんと、コンテストで実際に世界一のDJになったDJ松永さんのユニットCreepy NutsのTikTokでバズった曲といえば「のびしろ」です。

リリースされた2021年でしたが、2022年には総再生数が3億回を超えて大ブレイク。R-指定さんの巧みなラップでありながら曲調は爽やかでポップなので、HipHopを知らない人にも耳馴染みの良さがヒットの理由かもしれません。

タイトル通りに「のびしろ」を信じて頑張る人の背中を押してくれる応援歌的な要素も、若い層だけでなく学校や仕事を頑張る人にとっても上手くハマッた一曲です。

8. エジソン 

前任のコムアイさんが脱退し、詩羽さんが二代目主演・歌唱担当となった新生・水曜日のカンパネラ。その水カンの「エジソン」も2022年にTikTokでバズった一曲。

振り付けダンスやカバーなど、あらゆる種類の動画がアップロードされ多くの人の目に止まりました。そして、TikTokでの勢いが他のプラットフォームに上手く波及したことでチャートの上位にもランクインしました。

水カンならではの、シュールで中毒性の高い歌詞は一回聴けば耳に残るのでTikTokやYoutubeショートなどの短い尺の動画だとより映えますね。

「パソコン開いたならDTM / ソフトは Ableton Live / だけど今作りたいのは蓄音機」

「インスタ映え狙った投稿 / webニュースで情報収集 / 間違いなくこれからの時代来るのは活動写真」

「踊るエジソン / 自尊心 / 歌うエジソン / ジソン心」など、文字を音に置き換えたかのような歌の乗せ方が耳に心地いい違和感を与えてくれます。

9. だいあるのーと 

はいっ 1234321

はいっ ぴぽぱぽぴっ

ん? たったかたーん ぱっ

とささやき声とリズムが気持ちいいのは作曲系バーチャルYouTuber・バーチャルトラックメーカー七草くりむ さんの「だいあるのーと 」

ASMRとハウスミュージックを掛け合わせた“ASMR HOUSE”を掲げる七草さんならではの、甘めの歌声とハウスサウンドのマリアージュは浮遊感に溢れていて、独特の中毒性があります。

代表曲でもある楽曲「ぱすたすきゃっと」は14万回再生(2023年1月現在)ですが、「だいあるのーと 」は更にその上をいく46万回再生(2023年1月現在)とその人気は拡大する一方です。

まとめ

今回紹介したのはTikTokでバズった曲のほんの一部です。

TikTokでは、毎日新しい曲がトレンドになっています。そのスピードは目まぐるしく変わっていくので要チェックですね。

2023年はどんな音楽がトレンドになるのかも楽しみです。

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