吉田栄作の若い頃が神!髪型で振り返る吉田栄作の芸能史

吉田栄作の若い頃が神!髪型で振り返る吉田栄作の芸能史

2019年ごろですが、一部での90年代リバイバルから吉田栄作さんが再評価されていたことがありました。

吉田栄作さんといえば90年代のトレンディドラマブーム期に人気絶頂だったイケメン俳優。数々のトレンディドラマに出演して視聴率を爆上げしていました。この時期は吉田さん以外にもトレンディドラマの常連だった織田裕二さん、加勢大周さんとで「トレンディ御三家」とも呼ばれていました。

現在では「センターパート」と呼ばれる髪型も、振り返ってみれば吉田栄作さんが一番有名かもしれません。

今回は、吉田栄作さんの髪型をデビューから振り返り、どのように吉田さんの髪型が変遷していったかを見てみましょう。

吉田栄作さんのプロフィール

まずは吉田さんのプロフィールから振り返ってみましょう。

吉田栄作さんは1988年に「ナイスガイ・コンテスト・イン・ジャパン」でグランプリを受賞し、映画「ガラスの中の少女」でスクリーンデビュー。

その後、トレンディドラマに多数主演し人気を集めます。

1989年には歌手デビューも果たし、1991年の主演ドラマ「もう誰も愛さない」で大ブレイクを果たし、「今最も熱いトレンディ俳優」として多くの注目を集めるようになります。

1990年代は「トレンディ御三家」、「平成御三家」の一人として活躍。

1995年に一度ハリウッド進出を試みて日本での芸能活動を一時ストップ。1997年にはタレントでモデルの平子理沙さんと結婚(2015年に離婚)

1998年にアメリカから帰国後は芸能界へ復帰、2001年にはリアリティ番組「マネーの虎」で司会者・タレントとして再び注目を集めます。

歌手としても15曲以上のCDをリリースし、俳優兼歌手として多くのファンを魅了しました。

2018年12月31日にはそれまで所属していた「ワタナベエンターテインメント」との契約を終了し、フリーとして新たな活動を開始。

2021年には女優の内山理名さんと結婚し、現在もドラマや映画に出演し俳優として活躍を続けています。

吉田栄作さんの髪型とドラマ

ここからは吉田栄作さんの髪型と共に芸能活動をデビュー時期から最近まで振り返ってみましょう。

一世を風靡(ふうび)した吉田栄作さんの髪型といえばセンター分けが有名ですが、それ以外にも様々な髪型をしていることがわかります。

そして、結局はショートでもミディアムでもロングでも、どのような髪型でも吉田さんはイケメンなのが良く分かります。

デビュー

1988年:ガラスの中の少女

吉田さんは、1988年に19歳で芸能デビュー。

後藤久美子さんの相手役として、映画「ガラスの中の少女」で俳優デビュー。

同年に「ナイスガイ・コンテスト・イン・ジャパン」でグランプリを受賞したことでスクリーンデビューにつながりました。

コンテストには、1万4千人以上も応募があったことからも、吉田さんが若い時からイケメンだったのがよく分かるエピソードです。

(出典:VideoMarket)

基本となるショートのセンター分け

後藤久美子さんがメインですが、映画のポスターを見ても吉田さんのイケメン具合は一目瞭然。

この頃から吉田栄作さんの代名詞でもあるショートのセンター分けで、爽やかさと色気を兼ね備えた、正統派イケメンであることが良く分かります。

(出典:見聞録

1990年前半:トレンディドラマ期・センター分けショートヘア

デビューから三年後には、トレンディドラマに出演し、吉田栄作さんはトレンディ御三家として爽やかなショートヘアを披露していました。

デビュー翌年には歌手デビューも果たし人気爆発の兆しはありましたが、やはり吉田栄作さんを一躍有名にしたのはトレンディドラマでしょう。

吉田さんの髪型は、その芸能活動の中で色々と変化しましたが、初期の髪型が一番印象深いという人も多いはず。

初期の髪型は、髪の毛が短く、スキニーにスタイリングされたスタイルでした。紙の色も黒か暗めが多かったので、若々しさと爽やかさが伝わってきて非常に好印象でした。

1991年(22歳) : もう誰も愛さない

1990年初頭は、男女の恋愛を主軸に描いた「トレンディドラマ」が大流行。

フジテレビ系列の「君の瞳に恋してる!」(1989年)、「キモチいい恋したい!」(1990年)といったドラマに出演して人気絶頂の吉田さん。

「もう誰も愛さない」はドラマの展開が読めないラブサスペンスでしたが、クライムサスペンスらしい先が読めず一回でも見逃すと内容が分からないジェットコースターのようなドラマでした。

最高視聴率は23.8%を記録し、吉田さんはトレンディドラマだけではないドラマでも存在感を示していました。

(出典:新居浜・肉と花 おおにし 【社長日記】

この時の髪型は、デビュー時よりも若干トップのボリュームが増えたようなセンター分けスタイルです。この時はすでに「吉田栄作さんカット」が大流行。

以前よりナチュラルなスタイルに変化しており、風になびくようにトップの髪の毛は少し長めになっています。

サイドもボリュームが少し増えて全体的に丸みがあります。

吉田さんの場合は、髪型だけでなく髪質もサラサラだったのでより注目されたのでしょう。

また、90年代の特徴でもありますが、昔は芸能人の髪型やコーディネートがよく流行しました。

髪型以外にも白のTシャツにデニムというコーディネートは清潔感があり爽やかで真似もしやすかったんですね。

90年代といえば、デニムも吉田栄作さんの印象があります。

1990年後半:アメリカ留学、結婚、俳優復帰・ロングヘアーやショート

吉田さんは、1995年には芸能活動を休止してアメリカ留学、さらに1997年には結婚。そして約3年のアメリカ留学を経て日本に帰ってきてすぐに俳優業に復帰します。

吉田さんの芸能人生の中でも大きく変化した時期でもあり、髪型も様々に変化しました。

1997年(28歳): 平子理沙さんと結婚

90年代初頭は人気絶頂だったものの、1995年に一度芸能活動を休止して以前から検討していたハリウッド進出のために渡米してしまう吉田さん。

当時、交際していたモデルの平子理沙さんとは1997年に結婚しました。結婚しても吉田さんはアメリカ、平子さんは日本で芸能活動と、新婚の時から別居婚だった2人。

この頃になるとあまり公の場には出てこなかった吉田さんですが、結婚会見では肩に着きそうな長髪を披露しています。

どちらかというとロン毛の印象が強いのは江口洋介さんですが、吉田さんのロングヘアーも顔の端正さが際立ってとても美しいですね。

結婚披露会見時には髪をバッサリとカットしてしまい、少しもったいない気もしました。

俳優業を休業して渡米する際には、

「ジャンボになってやる」

名言を残していた吉田さん。

「ビッグになる、では普通すぎたので」

「ジャンボ」というワードを選択したそうです。

やはり一筋縄ではいかないセンスをお持ちですね。

1998年(29歳):流通戦争

1998年に帰国した吉田さんは、同年にNHKのドラマ「流通戦争」で俳優に復帰します。

「流通戦争」は、スーパーマーケットの都市郊外新規出店を担当する主役を担当。以前までの恋愛を主軸にしたドラマではなく、仕事や人生をテーマにしたドラマで主演を務め、俳優としても幅を広げていきます。

この時は役に合わせてそれまでのセンター分けよりもバッサリと短めにカットされた髪型でした。

分け目もセンターではなく、6:4程度に分けています。20代前半は、髪型のせいで若々しく見えた吉田さんですが、ドラマの役柄もありバッサリとカットした姿からは年齢よりも老いた印象は受けますが、苦労を経た分だけ男の色気が増したようにも感じますね。

(出典:NHK

2000年代:バラエディ番組の司会者に・ミディアムヘア

吉田さんは、2000年代は大人の色気が漂うミディアムヘアへと以降していきます。

2001年(32歳):マネーの虎

それまでの俳優業からタレント、司会を務めるようにもなった吉田栄作さん。

2001年〜2004年まではリアリティ番組「マネーの虎」のタレント兼司会を務めました。

この時の髪型は吉田栄作さん定番のセンター分けに戻し、髪の長さはミディアムからロングの中間程度。

サイドから毛先までふんわりとカールもされていて、若さだけでは表現できない男の色気を醸し出しています。

(出典:Note

2007年(38歳):三文オペラ

2007年に舞台「三文オペラ」に出演した時は、普段は下ろしている髪を立ち上げたアレンジヘアーを披露しています。

吉田さんの芸能史の中でも、髪の毛をアップしているのは激レアです。

さらに無精ひげも伸ばしており男の色気もタップリ。

吉田栄作さんファンには堪らないビジュアルとなっています。

(出典:世田谷パブリックシアター

2008年(39歳): だんだん

この時期はドラマも舞台でも精力的に活動していた吉田さん。

2008年3月には、舞台「オットーと呼ばれる日本人」へ出演。同年9月にはNHK連続テレビ小説「だんだん」にも出演して、ヒロインの双子、マナカナこと三倉茉奈さんと三倉佳奈さんの父親役を演じました。

「オットーと呼ばれる日本人」ではオールバック気味の髪型に真っ黒な髪色で渋さを表現。「だんだん」では、20代の時のようなセンター分けスタイルですが、髪色とナチュラル感が朝ドラにうまくマッチしていました。

(出典:マイナビニュース

2010年代:精力的に役者として活動・ショートヘア

2010年代には四十路に突入した吉田さん、20代の時のような若々しさは既に感じられないものの、年相応のイケメンとして活躍。様々な役柄を演じる姿はベテラン役者そのものです。

2018年(49歳):天 天和通りの快男児

2018年のドラマ「天 天和通りの快男児」シリーズで赤木しげる役を務めた時はすでにアラフィフの吉田さん、原作通りのロマンスグレー姿を披露しています。

普段は黒髪が多い吉田栄作さんの激レアと言えるロマンスグレーに見惚れてしまったファンも多いでしょう。

麻雀漫画「アカギ〜闇に降り立った天才〜」の主人公である赤木しげる役を演じるにあたり、「ビジュアルを似せることで気持ちからキャラクターに近づき、映像の中でも、世界観を再現したい」と役柄をストイックに演じます。

普段は黒髪の吉田さんが、白髪交じりの髪型だと違和感がありますが、これはこれでレア感がマックス。

(出典:シネマカフェ

2019年(50歳):警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室

(出典:テレビ東京

2019年に出演した「警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室」では、センター分けではなく6:4でサイドに流したヘアスタイルを披露。

しわも増え、ほうれい線も目立ちますが、イケオジとして存在感は抜群。

気を抜くとおじいちゃんにもなりかねないギリギリの線を保っています。

まとめ

吉田栄作さんの髪型を振り返ってみましたが、その他にも、坊主に近い七分刈りや全体的に短い短髪などの時期もあったようです。

しかし、ベースがどんな髪型も似合うイケメン俳優なので、ショートでもロングでも顔の美しさが際立っていますね。

吉田さんのドラマを見る機会があったら髪型にも注目してみてくださいね。

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